2013年11月29日金曜日

ちいさな秋たち


ふと立ち止まるともう12月になろうとしている……2013年も旋風のように走り去るのですね。
手遅れにならないうちに、パリの秋をフォトログでお届けします。


今朝、近くのイチョウの樹が切られていました。
運動場を、インドアテニス場にするそう。
兄猿が、「黄色の絨毯がなくなるなんて」
と、とても悲しそうでした。
土曜日は建設反対デモがあるそう。
ワタシも参加するぞ!Manif!Manif!
今月初めにパリ近郊にあるル・コルビジエの家を訪れました
拙宅はル・コルビジエの弟子が設計した建物で、このらせん階段など、
共通する部分がたくさんありました。
コルビジエの庭の近く。
Poissy、いい街だったな。
秋といえばクルミ。秋といえば食欲。
クルミをたくさんいれ、バターとお砂糖とクリームで作ったキャラメルで
超メタボなクルミパイを作った、とある土曜日
翌、日曜日はイングリッシュ・ブレックファストまで食べ……
クルミパイの時に解明された、「なぜ私のリンゴタルトは締りがないか」の答え。
オーブンの下火が超弱かったのでした。
今回は普通に焼いて、終わりの方で下火だけで10分焼いたら
結構いい線いきました!
パイ生地の下と林檎の上にバターとお砂糖たくさん掛け、
激しくメタボなタルトとなり……


花の写真も載せたかったけれど、何故かアップロードできません。
ま、花より団子なのがワタシらしくもあり。

パリの秋は日中も霧が掛かっているような薄暗さ。
夕暮れも早くって、窓からオレンジ色の灯りが点くとホッとする。どんな部屋なんだろう、どんな人が住んでいるんだろう、って想像しながらの散歩。

そんな秋が大好きだけど、今週末からは12月、本格的に冬支度しなくっちゃ。
みなさまもどうぞご自愛くださいね♪


今回は子育ての掟その2です。
お時間あるときにでもご笑読くださいな。


2013年11月26日火曜日

やっと書ける~! ということで山田太一を読みました

ご無沙汰してしまいました。
ずっとずっとブログ書きたいと思いながら、気持ちが別のことに取られたり、ゆっくり座って書く時間が取れなかったり。
ブログ書くことが日々の平衡感覚を保つ潤滑油のところがある私にとって、これは不健康なこと、よくないな、よくないな、と思いながら2週間近くが経ってしまいました。

ことのはじめはアパートのリフォーム、ペンキ塗りです。
5月くらいから「少しずつ、少しずつ」と心に決め挑んできましたが、年末という区切りを前にして、全部やっつけちゃいたくなったのがよくなかった。時間も体力も取られますし、早く終わらせたい、という焦燥感も良くなかった。少しずつ、疲れが溜まってました、この何週間かは。

そんなこんなのこの週末はしわ寄せから何もする気が起きなくて超ダラダラ。

そして久しぶりに小説を読みたくなってゴロゴロしながら2冊ほど読みました。両方とも初めての作家です。

一冊目は海堂尊氏の本。読み易かったけれど、う~ん、なんというかですねぇ、えー、スピード感を楽しみました。
気になってしまったのが誤字……。宝島社って結構大手じゃないの? 節穴の私でも誤字が2ヵ所見つかりました。これじゃ作家さんも読者もかわいそう……。
校正って本の品格にとって大切だな、って思いました。今後電子ブックなどで自己出版が増えてくると、ここら辺のクォリティーコントロールも甘くなってきそう。そしてそれに慣れてきてしまうのでしょうかね、私たち。

……二冊目は「異人たちとの夏」。
これはすごく良かった。名前だけ知っているけれど読むのは初めての、山田太一氏が書いた小説です。

日本語補習校の図書館で、ふと「岸辺のアルバム」というタイトルの本をみて、子供のころ、ドラマ化されたものを午後の再放送で斜め見した記憶が呼び起こされ、そのころの雑多な居間の風景も懐かしくなって手に取ってみたものの、裏表紙を読むと、どう考えても興味持てなさそうなストーリ。確か子供のころも、わからない、つまらない、と思ったような。

それでもこの「岸辺のアルバム」というタイトルが心に残っている。
子供ゴコロに岸辺に佇む家、ちょっと寂しそうで流されそうな不安感があって……という印象だけが残っている。
静かなタイトルだけどこんなにインパクトがあるなんて。ニクイなぁ、山田太一氏。

とにかく、山田太一氏に興味をそそられ、別の本を、と思い手に取ったのがこの「異人たちとの夏」です。
一ページ目から入ってしまいましたょ
もちろん、誤字脱字などありませんし、するするっと引き込む自然な文章、正確な表現、私だったら長くなってしまいそうな背景説明も簡潔なのによくわかる。
そして何より、一行一行に付随してやってくるイメージたち。現代(といっても30年近く前ですが)日本の、なんとも言えない倦怠感、都会的な美的感覚、表面的な豊かさ、もの哀しさ、エトセトラ、エトセトラ。
ノスタルジックな話なんですが、変に作られていない。わざと狙い、みたいな感じが全くない。
もうBravoな作品です。

先日読み終えた、水村美苗氏の「日本語が亡びるとき」で、日本語を亡びさせない手段は教育だ、と。小学校から英語を教える時代というもの結構だけど、国語の授業数が各国の中でも少なすぎる、というのがありました。
私もこの意見に一票!です。
こんなに素晴らしい小説、日本語、日本文学たち。どうかどうか、廃らせないで欲しい。
英語教育もいいけれど、国語をもっとやって欲しい。フランスでは小学校一年生より、毎週詩の暗唱をさせていますが、日本でも、詩や詩のようにきれいな小さな話などを暗唱させるのとか、どうでしょう。

と、ダラダラ書きましたが、あぁ、やっぱりいいな、ブログは。気持ちが落ち着きました。
そしていつも読んでくださってありがとうございますです。


2013年11月12日火曜日

フランス人のこだわり、タルト・オ・ポームとジャガイモのソテー


見てください、この見事なタルトオポーム、林檎のタルト。
先日、義理両親の田舎の別荘にて、叔母のコンスタンスさんが作ったタルトです。

果物のタルトは、こちらフランスでは一番手軽に作られるデザートです。
Feuillettteという、ほらバターが入って何層にもなっている、ミルフィーユなどのあのパイ生地はスーパーで必ず売っています。2€もしません。それにただ果物を乗せ、フランス家庭なら大抵あるオーブンに入れて焼くだけです。

でも、これが難しいの!
生地が生っぽかったり、焦げたり、果物からジュースが流れ出ちゃったり。
生っぽくなるのを防ぐには、焼くときに天板を使わず、網というのでしょうか、グリルというのでしょうか、アレにクッキングシートを敷いて焼くと、下からも水分が蒸発できて、割と上手くいくというのを学び、果物の量を少な目にしたり、と工夫してきました。

でも、このコンスタンスさんは、天板を使ってたし、林檎もこれでもかと言うほど乗せていたのに、生地は全てこんがり、林檎もジューシーなまま。
コツはと聞いても、「バターを生地の下と林檎の上に乗せた」って。これは私もやってるけれどなぁ。
フルーツはたくさん乗せないとダメよ、と言うことでした。
年季の違いでしょうかねぇ。

昨日はコンスタンスさんに刺激され、久しぶりにチャレンジしてみました。
リンゴも今までより多めに乗せ、210℃にしっかり熱くしたオーブンに入れました。
ここまではいい感じでしょう?

でも、出来上がりは、こう。
何か干からびちゃいました。
もうちょっと焼きたい、というところで、子供の日曜学校の時間になってしまったので、オーブンの火を消し、そのまま中で予熱焼き、と思ったのがよくなかったのでしょうかねぇ。
生地はしっかり焼けているものの、林檎のジュースを吸って、なんだか柔らかくって締りがないタルトでした。

最近見えてきたのですが、フランスでは、このリンゴのタルトが上手く焼けるようになると、「オーブンをマスターしたね」という、家庭のシェフとして最高級の賞賛を受け、崇められるようなのです。
道遠し……。

もう一つ、フランス人のこだわる料理は、ソテー・ド・ポンム・ド・テール(長いのでPDTと略されること多いジャガイモ)、ジャガイモのバターソテーです。
これは、ジャガイモを小口に切って、弱火のフライパンにバターをたっぷりとり、ゆっくりゆっくりと火を通していくのです。ローズマリーやタイムを入れると良い香りがします。

私はなぜかこれが上手なようで、先日も気難しい義父から、もしかしたら初めてのお褒めの言葉をいただきました。前も、義母や義理の妹夫婦より、「これぞソテードPDTだ! 外はカリッとしてて、中はギュッと旨みが凝縮していて、見事にコンフィされている!!」と、まるで最高級ワインか何か見たいな褒められ方をされました。
日本人の、白いご飯が上手く炊けるか否か、でヨメとして合格か、失格か、っていうのとちょっと似ている? そんなこと言われても、ちょっと白けてしまうヨメだったりします。

だって、義理の家族と一緒のときは、台所仕事しているという大義名分の中、一人でいられる、というのが心地よく、料理も引き延ばすようにゆっくりとするからソテードPDTなどという、1時間くらい掛かる料理にも気長に付き合っているから、おいしくできるのだと思うのです。

……それにしてもリンゴタルト、悔しいなぁ。
おいしく焼くコツをご存知の方、ぜひコツを教えてくださいまし。
代わりに、餃子を上手く焼く秘訣をお教えしますから。


勿体つけるほどの秘訣ではないのでお教えします。
ズバリ、テフロン加工の利いているフライパンを使うこと。(それだけ?そうです!)

水入れて蒸らす前に、両面をこんがり焼くこと。
それだけです……
今日は紫キャベツとポアロネギ、マッシュルームと牛ひき、生姜で作りました。
そうこうしていたら、あぁ、三連休が終わっちゃいました。
しょうがない、明日からまた頑張りましょうね!

2013年11月8日金曜日

電子ブックについて思うこと

先日、ようやくスマートフォンデビューをしました。出歩くことが少なく、家かオフィスで常時コンピューターの前にいるので、通話以外で使うことなどほとんどないのですが、電子書籍リーダーとしては大活躍中です。

こちらの図書館やブックオフ(があるのですよ、なぜかパリに!)でも見つからなかった夏目漱石の「明暗」、電子書籍の「青空文庫」にあったあった、そして漱石没後70年以上経っているので無料です。

こんな感じです。もっと文字を大きくすることもできますが、これくらいで大丈夫かな。軽くタッチすればページが繰れます。
メトロでも読めるし、夜ベッドで薄明りの中でも画面が明るいので読みやすく、いい感じです。

電子書籍ができて、本の業界はどう変わるか、読み手、書き手の関係が変わっていくのではないか、みんな誰でも書き手の時代になるのではないか、など、将来の書籍業界をイメージしようと試みる人が多くいて、想像力のない私は、そういう方たちの書き物を見かければ読むようにしていますが、正直どれもピンとこない。

まず、よく言われる、紙媒体としての本を愛好し続ける人がいるだろうから、従来の本はなくならないだろう、というの。私は紙の本を愛好していないようで、もし、もっと本のチョイスがあればあっさり電子ブックに乗り移ると思います。
狭いうちで育ち、引っ越しが多かったせいか、とにもかくにも所持品が増えることに警戒してしまうのです。本は一旦持ってしまうと捨てるわけにはいかないからなおのこと困りものですし。

みんな書き手になる時代というのもぴんと来ない。と言うのも私が小説好きで、エッセーやハウツー本にはあまり興味ないからかもしれません。ブログを見るのは好きですが、これはスクリーンで見るのがいい。ブログはリアルタイムなのがいいわけで、本になったものを、たとえ電子版であろうと手に取ろうとは思わないと思う。

装丁などが美しい本は素敵ですが、あぁ、これを所有したい!と思ったことは少ないかも。ただただストーリが良ければ、何か感動が詰まっていれば、それだけでOK.挿絵もいらない。逆に写真などが入っていると邪魔だと思う派です。なので、この青空文庫の簡素なスタイルで文句なし、です。

小説の魅力は、活字を追って頭を白紙にしてその話に入っていくときの、しんとした静かさ。たとえ周りで子猿たちが騒いでいても、ページに入ってしまえば、私は気にならない、子猿たちのことは丸ムシです。

その割には、気も多く、やれお茶飲もう、とか、洗濯が終わったようだから干してこようとか、中断も多くて、この気まぐれさにつきあってくれるんですよね、小説って。

ドラマとかはダメなのです。なぜかというと目、耳が疲れる、煩い、俳優さんたちの顔・恰好に目が行ってしまう、など情報が多すぎる。小説だと自分の都合に併せて想像したり、しなかったりできるからいいのです。

なので、電子書籍ツールとしては、このスマホのように、ただ文字をみ易く配置してあれば十分だと思います。BGM付き、とか、動画入り、とかは結構です。ページを捲るのではなく、スクロール式というのがあるとか、出てくるとか、これもいいかもしれません。
でも私みたいな読者層にはこれ以上使い勝手の良さとかを考えてくれなくてよいと思います。
子猿向けの児童本を自己出版しようと計画中。
表紙の絵を兄猿に依頼したら、こんな波乱万丈な構図が……
一方で、電子書籍業界の人にやって欲しいのは、マーケティングです。
「何か読みたいけど何読んだらいいかわからない」
私の周りの同年代の方たちからよく聞く声です。みんなしょうがないから昔から知っている林真理子とか読んでいる。面白くないと思っているのに読んでたりする。

海外にいると情報量が少ないので、私も図書館にいっては図書館のお姉さんに推薦図書を聞いたり、知人の薦める作家を読んでみたりしながら、「運命の出会い」を探しています。

そこで思うのは佐々木俊尚氏のサイトにあったように、例えば、自分の趣味を代表していると思う小説を2,3冊登録し、それが好きな人が好む本を薦めてくれるサービスがあればいいのに、と思います。アマゾンでも似たようなことをやっていますが、なぜかいつもピンと来ない本を薦めてくる。私がずれているのか、アマゾンのカテゴリー分けが甘いのか。

短い人生、本を読める時間は限られているから、できるだけ良質の、自分にドンピシャリなものだけを読みたい。読んでしまってから「あぁ、時間の無駄遣い……」と思わずに済みたい。
我がままですかね。

私が好きなScribd.comという、活字版Youtubeというのでしょうか、このサイトにて、月9ドル払えばScribdにある有料の本も読み放題というサービスを始めたようです。食べ放題みたい、と一瞬、いいなぁ、と思いましたが、これも何が読みたいか、検索すべき本を知ってて始まるからなぁ。

どんな未来が待っているのでしょう、本愛好家にとっての本環境。

皆さんはどのように本を選んでますか?
電子ブックに対してのぞむこと、ありますか?
ご意見ぜひ聞かせてください。
興味津々です。
もうチューリップが出ていました。サルト地方で採れたそうです。
ちょっと早いけれど、良い週末を~♪

2013年11月4日月曜日

収穫の秋のお裾分け



遅まきながら、Happy Halloween!




週末に子猿たちを田舎より連れ戻してきました。
義理の両親に二週間預かってもらっていたのです。
多少顔に擦り傷等がありましたが、自然の中でいっぱい遊んだ証拠。元気いっぱいでしたので、まずはめでたしめでたし。

いつもだったら私たち親を交えて会話することが多いのですが、この二週間、どうやら子猿たち二人で過ごす時間が多かったようで、二人のダイアローグ(「おい、これってこうだと思うわないか」「うん、ほんとだ」といったたわいないものですが)が増えたのがちょっと笑えて、ちょっとうれしい母猿。

そうそう、そうやって二人で助け合って生きてっておくれ。

このかぼちゃをはじめ、義母のポタジェ(菜園)は秋の風情たっぷりでした。
現物は無理でも雰囲気だけ、お裾分けのフォトログです。
あたらしく買ってもらった子猿用シャリオ(荷台)の中には…
くるみがいっぱい! 一本の樹からの収穫です

普通のサラダが育つには寒い
冬から春にかけてよく食べるマーシュという若葉
この左側の雑草のようなのがマーシュです。
英語ではラムズサラダ、羊のサラダと呼ばれるそう。
癖がなくって味もあまりないけれど、フランス人の間に愛好者多し
セロリの根もりっぱに太りました。
これは千切りにしてサラダにしたり、ゆでてつぶしてピュレにしたり、
ポトフに入れて食べたりします。
セロリらしく癖があって結構好き
ニンジンもたくさん
紫キャベツ。
これで餃子を作ると薄く紫が透けてちょっと面白い。
Rubinetteという品種。カリッと、元気な音がします
これは多分、Val du Loireという品種。
どちらも冷暗所にて保管すれば、初春までは持ちます
そしてかぼちゃ。
フランスのは水気が多く、青臭さがあります。
お菓子には不向きだけど、ポタージュスープとかかな。
1年分はあるよね、これ。
オランジュリーに柑橘の樹も避難をしました
ライムの緑、11月の陽差しを受け輝いていました
今日はこのくらいにしておきましょう。
あっという間に11月。
師走に入るまでのこの1か月はゆっくりゆったりと秋を愛でたいものです。


2013年11月1日金曜日

静かに暮らす

この一週間は、タイトルの通り、静かな日々でした。

子猿たちは学校が秋休みなので義理の両親と共に田舎に行っています。毎回、義理の母に預かっていただくときにはちょっとしたすったもんだがあるので、それはそれでメンドーなのですが、今回は途中で予定変更!とか、そういうインシデントもなかったし、素直に感謝です。

仕事は週に2日オフィスに出勤しますが、その他の日は自宅で作業をするので、本当に静か。
朝夫を送り出したあと、パジャマのまま、コーヒー飲みながら仕事するというルーズさ。なんという贅沢! 

うちはテレビもないし、ラジオも聞く習慣がない。電話をかけたり、かかったりすることも殆どない。かといって音楽が恋しくなることもたま~にしかない。老人が多いビルだから雑音もない。

夫が「さびしくない?」と聞くけれど、そんなことない。こういう静かな生活、大好き。
ずっとそうだったら、さびしいかもしれないけれど、昔東京で一人暮らししていた時は一人の時間を持て余して孤独にうちひしがれたこともあったけど、今は夜になれば夫も帰ってくるし。
ほんと、なんていう贅沢。

そんな中で、何をしてたかというと……
ジャジャジャジャーン!
ついに、玄関の壁塗りを終えたのです!

「おいおい、まだらじゃないの」と言いたいでしょう?
いや、わざとそうしたのです。
Mur Ventianとかいう、フレスコっぽいというか、ま、まだらなんですけどね、そういう技法なのです。
技法なんていうとスゴそうですが、ローラーとかブラシではなく、スポンジを使って、何色か、トーンの違うペンキを壁にまぶすように塗りつけていくのです。
しつこく、もう一枚。
テラコッタ風の色と白でやったのですが、自然光の中ではちょっとサンタフェ風、夕方にランプをつけると暖かみが出ている、と自己満足中です。

昨夜ほぼ作業を終え、今朝はさすがに疲れているし、昨夜の肉体労働のせいか、空腹だったので、ブランチに、こんなにゅう麺を作りました。
麺は、夏に日本で昔からの友人に1箱丸ごと頂いた半田そう麺。
眞弓さ~ん、おいしくいただいています、ありがとうございます!
冷麦のように少し太めなので、にゅう麺にするとちょっと細うどん風でもあり、身体の芯から暖められ、スジが張っていたのとかがほぐれました。

こちらもしつこくもう一枚。
京都三年坂の七味をふっていただきました
明日からまたにぎやかな日々に戻ります。
まずは兄猿の宿題。どうせやってないに決まっている。
次はいつだろう、こんな贅沢な時間。

義母よ、感謝です。
……それなのに、ネタに使ってゴメンナサイ。
フィクションですからね。

「伯爵夫人のマナーブック」の最新号がアップされています。
お時間あるときにでもご笑読くださいまし