2012年6月20日水曜日

A votre santé!

昨日は健康問題について見識の広い友人らとおしゃべり。色々なことを学びました。


今や日本では、2人に1人がガンになっているそう。先進国の間では日本だけが増加傾向にあるとか。
なぜなのか。
ストレスが病の原因と言われるけれど、これは検証しづらいという理由で確立された理論ではないようです。関係あると思うけれどなぁ。
また、海外に来て思うのは和食って塩取りすぎますね。これも原因の一つ?と聞くと、「100%」というお答え。塩というと、糖尿・高血圧などを連想するけれど、ガン細胞ってナトリウムが好きで繁殖するそう。


で、ガンも成人病だと思うって、友人が言っていました。ガンと聞いただけで恐怖のパニックに陥り勝ちなアラフォーど真ん中の私ですが、「いやいや、健常な人でも何千というガン細胞をもってる」らしいです。それを充分な抗体を持っていれば共存することができる、そうでないと負ける。
ふむふむ。


そしてこの抗体アップには?
この方は済陽先生の食事療法を信頼していると。低回転のジューサーで野菜や果物の酵素を崩さないように抽出したジュースを作り、飲む。塩分は限りなく控える、お肉は鶏類、雑穀を食べるなどなど。アメリカのGerson instituteも同じような食事療法を推進していますね。マクロビに似た食事です。そうそう、この減塩ダイエットはアルツハイマーにも効果があるそうですよ!そう聞くと、俄然やってみるか!と思うのは私だけでしょうか。


さてさて私事ですが、昨年歯を抜きました。
「もう治療するだけのことはやったけれどダメだ。このままだと化膿が広がって骨をダメにする」状態だったので、「はいはい」と応じたのですが、実際歯が抜かれるとき、不覚にも涙が浮かんできました。麻酔しているので「痛いから」、でなはいです。喪失する悲しみというのでしょうか。先生も「やりきれないわね、抜歯って。しょうがないとは言え」とおっしゃる。
昨日はそこにインプラントが入りました。インプラントは、骨に釘を打ち、それを骨格として義歯をつけるのです。なんと大胆ではありませんか!まだまだ高額な処置(涙!)ですが、一般人がこのような医療を受けられるなんて、医学の進歩ってすごいと実感しました。これからはまた大口開けて笑うことができます。先生、ありがとうございます。


一方、「どうしてこんな事体になったのか、どうやったら予防できるのか」という質問には、「もしかしたら、昔受けた治療が悪くて、奥で化膿が起きたのかもしれない、もしかしたら、化膿しやすい性質の歯だったのかもしれない、歯磨きが不十分だったからではないし、特に予防はできない……強いて言えば、健康的な食生活を続けること!」
でした。


食事って本当に大切です。自然なものを食べたい。美味しく食べたい。身体に、心に良いものを食べたい。


ということで、今日のお昼は、白米+黒米+砕いた小豆+キノアを混ぜて炊いたご飯と、茄子のアーモンドソース、七面鳥とにんじんの照り焼き風(唐辛子かけ過ぎ)。まぁまぁ健康的でしょう?雑穀米、最初は嫌がってたチビ猿も今は普通に食べてくれています。


みなさんも良い残りの一週間を!


(A votre santé!というのはフランス風の「乾杯!」です。)